食い縛りと知覚過敏

歯ぎしりや食いしばりが続いていると知覚過敏を起こすこともあります。
特に朝起きて歯の違和感や知覚過敏が感じられた場合、虫歯以外で症状が出てくるものに
歯ぎしり食いしばりがある場合があるので、調べる必要があります。

今この内容を書いているのが2022年1月です。世界中に起きてしまったCoVid19ウイルス 新型コロナ感染症拡大。
この状態でお口の関係を述べるとすると。味覚障害などよく知れわたっているいる話ですが、臨床の場では明らかにストレスによる口腔内外の障害が多く診られるようになりました。

それは、顎関節症の増加、歯の食いしばりによる様々な症状で上記記載の通り知覚過敏以外には虫歯が無くても歯の不快な症状が発現したり、歯周病の重症化などです。

ストレスの軽減で今気にしているのが、交感神経の事です。これも考慮した治療を行っております。
交感神経優位な時間が多い状態、長く続いている状態での体には様々な変調が起きています。

顎関節症や知覚過敏やその他、不快な歯の痛みなどが一つでもあり、または全部あって睡眠の質が悪い方など要注意です。

歯科医療で睡眠障害の治療を専門的に行うことはなく、心療内科などでの対応が常識的に考えられますが、
しかし、歯科医師による口腔領域での医療行為でこの交感神経優位の状態のままでは、これまでの経験では再発を繰り返したり
経過が思わしくないケースが多く診られてました。交感神経優位な状態から副交感神経を優位にさせる時間を作り、 
身体の活動性を下げ、回復優先モードにさせ、睡眠の質も改善してもらうように薬に頼らない様々な療法を提案しております。